室内からバリアフリー

ウッドデッキは10年以上にわたって使用することが考えられるため、将来のライフスタイルの変化を想定して設計をすることが大切です。例えば高齢の方が家族にいる場合、室内からウッドデッキにかけてのバリアフリー化をしておくのもおすすめです。

高いウッドデッキは安全対策

高さのあるウッドデッキを設置すると、ベランダに備え付けられている柵では高さが不十分となって十分に安定させられないこともあります。したがって、ウッドデッキ設置工事では安全対策についてもよく考える必要があります。

Wood-deckerでは、デッキ床面と外部手摺りの高さが1.1メートルを下回らない範囲で床高を調整します。

収納スペースは事前に考える

ベランダの一角に収納スペースを確保しておきたいという方もいらっしゃることでしょう。そのような場合、ウッドデッキ設置工事を依頼する際には、収納スペースとなる場所を施工会社へ伝えておき、それをもとに設計を考えてもらうのがおすすめです。

避難経路をふさがない

マンションのベランダは火災時などに避難経路となることもあります。そのため、ウッドデッキのパネルなどで避難経路を塞がないように注意する必要があります。

排水溝を確保する

ウッドデッキを設置すると排水溝がふさがってしまい、雨水がたまってしまうことがあります。このことから、ウッドデッキ設置工事では排水溝を確保することも忘れないようにしましょう。

勾配に気をつける

ベランダには緩やかな勾配があり、排水溝へ向かって雨水が流れるようになっています。そのままウッドデッキを配置すると床面の高さにズレが生じてしまうため、水平になるように高さを微調整する必要があります。隙間から雨水が落ちるため、水平でもウッドデッキに水がたまる心配はありません。

木材によって異なるメンテナンス

ウッドデッキのメンテナンスは、使用した木材の種類によって異なります。「ハードウッド」と呼ばれる広葉樹は硬く耐久性が高いため、メンテナンスは不要です。一方で「ソフトウッド」と呼ばれる針葉樹は軟らかく、ハードウッドに比べて耐久性に劣ります。ソフトウッドのウッドデッキを長持ちさせるためには、防腐塗装や防虫塗装といったメンテナンスを必ず行いましょう。

大規模な改修工事の際は取り外しが必要

マンションは定期的に大規模な改修工事を実施します。その際にはウッドデッキを取り外さなければならないため、自力での移動が困難なものをウッドデッキの上へ置かないといった心掛けも必要です。